2010年10月12日火曜日

デザイン顧問の商いあきないアイディア: うまい寿司屋のカウンター席、この粋な食文化は生き残れるか?_Mission:5

デザイン顧問の商いあきないアイディア: うまい寿司屋のカウンター席、この粋な食文化は生き残れるか?_Mission:5: "2008年に回転ずしと一般の寿司屋の軒数が同等になったと発表されて久しいが、外食産業の競争はますます拍車がかかり、値上げすれば客足が来ないのと、内食傾向の増加に伴い、回転寿司では宅配をするところが増えた。寿司屋さんでは手ごろなメニューの考案に苦労している店舗が少なくない。 いずれ..."

うまい寿司屋のカウンター席、この粋な食文化は生き残れるか?_Mission:5

2008年に回転ずしと一般の寿司屋の軒数が同等になったと発表されて久しいが、外食産業の競争はますます拍車がかかり、値上げすれば客足が来ないのと、内食傾向の増加に伴い、回転寿司では宅配をするところが増えた。寿司屋さんでは手ごろなメニューの考案に苦労している店舗が少なくない。
いずれも日本人としては頑張ってほしい食産業だ。なにせ寿司は通常は家庭では食べられないのだから他の飲食店とは違う。しかし最近の小さな子どもは寿司は回っているのが当たり前と思っているようだ。以前に甥っ子を寿司屋のカウンターに連れて行って好きなものを食べなと言ったところ、
「なんで、ここのお寿司は回っていないの?」とカウンター越しに店主に聞いて、大笑いしたことがある。
さて30代後半以上の人は兎も角も、それより若い世代は、果たしてこれを笑えるのでしょうか?
『寿司屋の暖簾をくぐり、ひょいとカウンターに腰かけて、今日のネタを拝見し、この辺から2つ3つ頼むよ!』などと言えるものだろうか?今の20代の若者たちにとって寿司屋さんの暖簾はちょいと潜れるほど気安いものではないだろう。いや、最近では中高年にとっても少々気が引けるものに見えてきているのではないか。そこで寿司屋の粋な風習が身につく毎日でも行きたくなるメニューを提案しよう。

----------商いあきないアイディアの答え!!----------

まず寿司文化のはじまりが、江戸の庶民が風呂屋の帰りにちょいとつまむことのできる食べものだったことから考えよう。
現在のようにお食事どころとして考えると高価なお寿司だが、2つ3つつまんで一杯のむだけなら安価にもできる筈。 

(1) 夕方からの良い加減メニューの導入

(2) 酒など一杯 + 寿司3~4貫 + 刺身か煮物などの小鉢

(3) 価格は毎日でも寄れる1500円程度

暖簾をくぐって、1杯飲んで、ちょいとつまむ。たまには常客の振りをして彼女を連れてくるかも!寿司文化がしっかり若者に根付くようにと願いたいものである。そう悩んでいる店主さま、まずはご相談ください。ルラックのデザイン顧問へ。