2010年11月29日月曜日

ワインよりも、日本酒!利き酒大会に見た根強い人気とは?_Mission11

銀座で行われた一都三県蔵元交流会という、所謂、利き酒大会に行ってきた。東京・千葉・神奈川・山梨の酒蔵がたくさん集まっての開催だ。日中は業者向け、夕方からは一般向け開催と2部構成。私は昼間は無理なので夕方の部を覗くことにした。
会場には40件くらいの酒蔵がずらり。受付でお猪口を受け取った来場者がぞろぞろ。これはとてもゆっくりと試飲ができる状態ではない勢いだ。
日本酒ブームは遠に去りし…と、思いきや、そうでもないのか?この人数は。確かに500円で飲み放題的なイベントと考えれば、大勢の酒好きが集まって然りだが、昨今のワインブーム、焼酎ブームに押され気味の日本酒であるだけに、驚きも大きかった。
仕事上の調査で入場した私にはうれしいばかりだ。
そもそも会場はビルの2階にあるホール。入口を入ると、まず千葉県の酒蔵が12件くらい縦に並んでいて、人の列が三重くらいに重なって大盛況ぶりを見せていた。その突当りが東京、山梨、神奈川と並んでいるのだが、入口からでは人が多すぎてよくわからない状況だったので、千葉のお酒から順に見て回ることにした。


----------さて、日本酒の味と! 来場者たちの様子は・・・ Mission:11の回答…


千葉の山間部はいい水が噴射するので有名だが、飲んでみると、・・・つづきの内容はコチラへ・・・!
もっと具体的なお話を!とお感じの際には、ぜひご連絡ください。ルラックのデザイン顧問へ
ブログランキング・にほんブログ村へ  人気ブログランキングへ ブログランキング

2010年11月20日土曜日

フォーラム・イン・すみだ2010 参加者の面々_Mission:10

フォーラム・イン・すみだ2010とは、墨田区の現在を象徴する「ものづくり・IT発信・環境・自転車まちづくり・すみだの観光これから」といったキーワードにより、セレクトされたパネラーのディスカッションを見聞し、さらにテーマ別で分かれて、各パネラー主催のディスカッションが行われるといった具合の構成で、最後に名刺交換会が行われる異業種交流型のフォーラムだ。

私は下町で育った4代目ということもあり、地域のためという気持ちは大きい方だと自負しているので、今回、地元のフォーラムに参加してみた。

「ものづくり・IT発信・環境」のパネラーは、墨田区の中小企業の跡取りにあたる方だった。ものづくりは、製本会社でグッドデザイン賞に選定された方。IT発信はアパレル系。環境は食用油で自動車を走らせて話題になった方。自転車まちづくりは、地方出身でプロダクト系のデザイナー。墨田区に興味を持ってこの町に移り住んで20年だとか。すみだの観光これからは、スカイツリーの担当者である東武の方だった。

それぞれ自身の仕事や活動について、すみだとの関係を交えながら熱っぽく語ってくれて、「ああ、みんなこの町が好きなんだな〜!」と思えるフォーラムでした。またこの地域はかつての江戸であり、もともと発展的な土地柄。そこが後に震災・戦災の被害を受け、必然的に1からの再スタートを切ることになる。よって戦後の復興も猛ダッシュで進み、新しいものを取り込んでいける環境にあった。

そんなすみだが、また新たな一歩をむかえようとしている。

それが、タワーのある町!すみだだ。 通常の再開発とは違う大きなうねりがはじまっている。これが成功するか、否かは地元の認識にこそある。生かすも殺すも、一人ひとりのやり方・考え方にあるのだ。タワーは・そこ・にできるだけなのだ。それを普通の再開発のように終わらせないために、町の皆が何をするのか?もしかしたらタワーの中の店舗は、どこぞのファッションモールとかと同じようなものかもしれない。しかし、その周辺のもともとの町の雰囲気や町の産業は、他の地域とは大きな違いがある筈なのだから。

----------さて、どうなる?すみだ! 今、とるべき道は・・・ Mission:10の回答…

どうも昨今、若い人たちが集まってきている地域は少ないというが、墨田区は増えている。しかし、町工場の後継者が不足しているのも事実。昭和40年代のすみだは、若者で溢れていた。その人たちに支えられて育った産業が、今、危機をむかえている。すみだは、こうした悲しい現実も抱えているのだ。 そこで町としては、観光と産業のバランスをとっていこう!という戦略をもっているようだ。
しかし・・・つづきの内容はコチラへ・・・!
もっと具体的なアドバイスが必要とお感じの際には、ご連絡ください。ルラックのデザイン顧問へ

ブログランキング・にほんブログ村へ  人気ブログランキングへ ブログランキング

2010年11月8日月曜日

デザイン顧問の商いあきない アイディア: 老舗の和菓子屋さんが老舗を守れなくなる危機_Mission:9

デザイン顧問の商いあきない アイディア: 老舗の和菓子屋さんが老舗を守れなくなる危機_Mission:9: "関西方面のある観光地にその和菓子屋さんはある。数年前までは両親も健在で跡を取った長男は父と一緒に和菓子作りに励んでいたのだが、ここ数年の間に両親が続けて他界してしまった。兄妹に手伝ってもらったりしながら、町を隔てての2店舗を経営してきたのだが、借金が嵩んでしまい、最近になって本店..."

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキングへブログランキング

老舗の和菓子屋さんが老舗を守れなくなる危機_Mission:9

関西方面のある観光地にその和菓子屋さんはある。数年前までは両親も健在で跡を取った長男は父と一緒に和菓子作りに励んでいたのだが、ここ数年の間に両親が続けて他界してしまった。兄妹に手伝ってもらったりしながら、町を隔てての2店舗を経営してきたのだが、借金が嵩んでしまい、最近になって本店のみの経営になった。

私の通常のフィールドは関東とそれより北であり、関西方面は珍しいので、この話を聞いた時には、関西の観光地情報が不足してしまうのではないかと不安を感じたのだが、詳しく聞いてみると、地域に関わらず観光地としての共通点が見えてきた。

有名な社寺がある大きな観光地の食べものの老舗の場合、江戸や明治のころから献上品を作っていることが多く、その商品が地域的な名物とされている場合がある。一方、そこまで重々しくない店舗の場合は、次々に観光客相手の土産品で新製品を出して、大きな観光センターのような形の店舗になっている場合も見かける。

前者の場合は、有名な社寺でのお茶会や老舗旅館への納めの品が定期的にあるだろう。また後者の場合は団体旅行の立ち寄り施設に利用されたり、ホテルなどの土産物コーナーにも品物が納められるだろう。

さて、今回の老舗はそのどちらのも当てはまらない。和菓子屋と言っても少しハイカラなカステラなども提供する地元ユーザー向けの店舗だったのだ。

----------さて、どうしたものか? Mission:9の回答は…

お茶会や旅館で扱ってもらえるか?…というと、時代がいい時は寺の多い観光地なだけに、お茶会などもあちこちで開かれ、おはちがまわって来たかもしれない。しかし、今はデフレの時代だ。そんな上菓子は毎回はお目にかかれまい。そうなると観光情報誌にも名物商品が載っているような有名店が残るのだ。

そうかと言って、○○○観光センターのように、次々と話題のお土産商品をたくさんの観光客に提供していくところとも闘えまい。
そこで3つの戦略をお話ししよう!
つづきの内容はコチラへ・・・!
もっと具体的なアドバイスが必要とお感じの際には、ますはご相談ください。ルラックのデザイン顧問へ


ブログランキング・にほんブログ村へ  人気ブログランキングへ ブログランキング

2010年11月1日月曜日

デザイン顧問の商いあきない アイディア: 電子書籍時代の本屋さん_Mission:8

デザイン顧問の商いあきない アイディア: 電子書籍時代の本屋さん_Mission:8: "むかしは、店中に立ち読み客がはびこっていた町の本屋さん。最近は奥まですっと見通せるようなところが少なくない。電子書籍が一般書籍の売り上げを上回ったという欧米のニュースが流れ、日本でも大手出版社が勢い切って動きをみせている昨今、書店の未来はどうかわるのだろうか。私は、一般書籍と併用..."

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキングへブログランキング

電子書籍時代の本屋さん_Mission:8

むかしは、店中に立ち読み客がはびこっていた町の本屋さん。最近は奥まですっと見通せるようなところが少なくない。電子書籍が一般書籍の売り上げを上回ったという欧米のニュースが流れ、日本でも大手出版社が勢い切って動きをみせている昨今、書店の未来はどうかわるのだろうか。私は、一般書籍と併用して電子書籍を読むようになって10年近く経つ。確かに手軽に読めてありがたいが、ふと気がついて、あのシーンはどうだったかな?などと、ちょっとページを振り返ったりするのには物足りなさを感じているのも事実だ。しかし、メディアやソフトはどんどん進化するもので、いずれはその物足りなさを感じる心も埋め合わせてくれることと思います。

さて、そうなったら、果たして本屋さんはなくなっちゃうのだろうか?そんな残念なことがあっていいのだろうか?本当に書籍文化を生かし、日本の文学を、より優れたものにしていきたいと願うものとして、ぜひ、未来の出版社にお願いしたいことがあります。
たとえ、どんなに書籍が電子化されようとも、見本書としての紙の書籍、またはそれに近いものの作成は行っていただきたいということです。
そして未来の本屋さんにはその見本書が並ぶのです。

さて、その見本書しかない本屋さん?未来の本屋さんはどうなるのか、問題を定義してみよう。

・電子書籍主流時代に書店は不要か?

・書籍を手軽に手にとって見比べることができなくなるのだろうか?

・電子書籍時代の本屋さん像とは?

---------- Mission:8 商いあきないアイディアの答え!!----------

欧米では電子書籍が一般化していくが、日本ではどうだろう。まず、日本の書籍では、文字が縦組である。よってソフト的な機能が、欧米のもののままでは、通用しない。かといって、縦組を必要とするソフト需要が、それほどあるのだろうか。こういう抜本的な問題が解決されないまま、日本の電子書籍化は試行錯誤中である。

今の日本の状況のままで、日本で電子書籍が一般化すれば、本屋さんは次第に消えていくだろう。しかし、それと同時に本を読む人も少なくなるだろう。なぜなら、ふと目に着いたワードタイトルに吸い寄せられて、ぱっと手にとってペラペラめくるという非常に心のままの動きがどこでもできなくなるのだから、それも必然だろう。

すべての本が電子化されれば、本との出会いのシーンは変わってくる。たとえば、知っているタイトルを入力する、思い当るキーワードを入力して検索する、読みたい作家名を入力するなどになってくるだろう。だから、読者にとっては、行き当たりばったりの本との対面はなくなり、少なくとも、書籍を探そうという、はじめから読みたいから調べる人しか本を読まなくなってくると思うのだ。

そうならないためには、見本書を並べた本屋さんの出現を期待したい。

さて、未来の本屋さんとは、どういうイメージだろうか?3つのポイントをお話します。つづきの内容はコチラへ・・・!
もっと具体的なアドバイスが必要とお感じの際には、ますはご相談ください。ルラックのデザイン顧問へ
ブログランキング・にほんブログ村へ  人気ブログランキングへ ブログランキング